私見を述べる。
栗を無肥料、無農薬で栽培している。
ここで重要なのは、無肥料栽培である。無農薬は、それほど重要ではない。
ただ、消費者にアピールする上で重要なだけ。栗に直接農薬がかかることはない。
イガに包まれているから。それに農薬は、一過性のため栗に対する影響が少ない。
しかし、肥料を施すことは、栗に対する影響が大きい。肥料を施すと十分すぎる肥料が根の周囲に存在することになる。
根は、必要以上の肥料を吸収してしまう。それは、木にとって迷惑な話。肥料(窒素)は毒である。木は、窒素を無毒に出来る機能を有する。
そのため、無毒にして体内に蓄積する。やがて蓄積してものは、木にとって必要がないから実、枝に移行する。
そのため、実には無用な窒素分が存在する。勿論無毒であるが。この窒素分が味を悪くする。無肥料栽培の実は、この余分な窒素分がない。
よって、うまい栗が出来る。ここの栗の糖度が平均13あるのは、その理由から(普通の栗は糖度10以下)。
色も違う。ここの栗の色は、綺麗な黄色。是非、他の栗と比較していただきたい。栗を半分に割る混じりのない綺麗な黄色が現れる。
この鮮やかな黄色こそ無肥料の証である。これらは、あくまで私見である。
少ない量であるが栗の通信販売の予約を受けます。ご興味のある方はどうぞ。