これから本格的に栗の剪定作業が始まる。肥料を施さなくても、量・質ともに従来に勝るやり方である。
残念ながら、量的には結果を出していない。質の面では、収穫時に14度まで糖度を上げている。これが今までの現状であるが、今年は、量も増やす。
無肥料、無農薬での栗栽培の基本は、植物ホルモンの活用である。太陽の光、光合成よりも大事な物は、植物ホルモンをいかにして活性化させるか。
枝に光が十分あたるように剪定して、光合成を高める事が重要だとする考え方を私は持たない。光合成は、言わば貯金を増やすようなものだ。貯金を増やすよりその使い方が問題。
光合成よりは、呼吸作用が大事。従来の方法は、とらない。このようなやり方で剪定をして行く。今後随時情報提供する。今日は、隣の木同士が重なっているものの処理である。
このような場合は、枝同士が重ならないように切る。お互いに触れ合うことを嫌うので、成長しなくなる。結果、栗もならない。
今日の剪定の要点、枝が重ならないようにする。ただし、同じ木の枝は、ふれてもよい。今後情報提供して行くが、疑問点があれば、メールでお知らせください。
応えらる範囲で対応します。