栗の収穫は、終わりに近づきました。多くの生産者は、来年に向けて次の作業します。
その一つがお礼肥です。
このように鶏糞などの肥料を園地に施すのです。沢山の恵みに感謝する意味で「お礼肥」を施す。
栗の木が沢山の実を生産し、疲れきっているので栄養を与えるようなものか。優しい気遣いのように見える。
律儀に道理にかなったように思えて、多くの生産者が行う作業である。この地方の生産者の99%が行う。
ところで、私は、行わない。栗の木に対して、栗を生産してくれた感謝の気持ちはある。しかし、行わない。
それは、栗の木が喜ばないからである。生産者が行う施肥は、木が喜ばない。迷惑な行為である。
そのように考える。そんな考え方をする生産者は、この地域で、私一人である。多分無肥料の説明をしても理解が得られない。
肥料は、要らない。施肥で栗が生産出来るものではない。無肥料栽培の説明はうまく出来ない。しかし、実践で示している。