栗の糖度関連について、批判を承知で述べる。
栗は、収穫してすぐに冷蔵庫に入れる。これは、このようにすることで糖度がますからである。
多くの栗関連の人々は、このようにやっている。栗の糖度は、10度前後と想像する。調べても正確には、わからないがおよそこのくらい
である。10度前後の栗では、食べてうまくない。糖度を増すことは、避けられない。
ここで私は、考える。栗が糖度を増さないと、人が食べられないとするならば、食料にならない。加工が必要となる。栗は、昔から食べら
れて来た。冷蔵庫は、最近の道具である。これを整理すると昔は、十分に食料となっていた。しかし、今の栗は、昔の栗と同じではない。
今の栗は、品質が落ちている。落ちた理由は、施肥で(化成肥料、有機肥料)あるが私の考えである。昨年の私の園地の糖度は、平均13
度前後である。昔の人々が食べていた栗であると考えている。栗の糖度が増せば、甘い栗となる。極端にハチミチほどの甘さの栗がうまい
だろうか。食べ物は、固有の糖度を持ち、風味があるものがうまい。栗は、13度位の糖度で、風味があるもので十分。甘い食べものが必
要なら他にある。